傷をつけることは、痛みとか血が本当に流れるのだろうかとか、そもそもこれが現実のかとか。死ぬつもりはなかったけれど、意識がなくなればいいとは思った。服用した薬自体が大したものではなかったので、そう思うようにはいかないだろうとは思っていたけれど。
アピールだったのだろう。でも、なにか違う気もする。息が苦しいし、また迷惑をかけることになった。手をさしのべて欲しかった。無意識であれ、身勝手で幼稚な行動。そうやって、またやっぱり自分が嫌いになる。
消ゴムで消したいものだけキレイに消すことができればいいのに。とくに記憶とか感情とか。無理だとわかっていても、願ってしまう。
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