このところ眠りに就くことで忘れかけていたことや、忘れようとしたことを思い出してしまう。それはトラウマ的なこともあるけれど、それよりもやっかいなのは楽しかった頃の記憶。心地よいからずっとそうしていたくなる記憶。一方的な感情でしかないのだから、夢であれ現実であれ、待ち受けるものに希望は持てない。けれど、叶わなかったことが夢に返ってくるのだから、その状態に浸りたくなる。
人生そこそこ生きてきたわりに、たくさんの感情を実のところ知らない。言葉として覚えていても、経験として繋がっていない。けれども、今自分の中だけのものでも、これほど苦労するのに、仮に新たな感情を体験して平常でいられるはずはないだろう。だから尚更切り離してしまいたいから、そういった分野への関心が出てきたのだと思う。
時間は流れているので、また始めなければいけないことが待っている。
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